釣れなかったけど、いい出会いがありました。
前回のリベンジでマブナ釣りに行ってきました。
今回は少し東寄りの場所にしました。
なぜかと言うと、田植えの準備に水路に水を入れるため水門を開けるときが来たと考えたから。
予想通りすべての田んぼで田植え真っ最中でした。
近所が協力して苗を運び、田植え機にセット。
一気に植えていきます。
田植え機は高価なもの。だから農家すべてが持てるものでもなく順番に使うようです。
さて、満を持して臨んだ『マブナ釣り』ですが。。。。
全く魚がいる気配はありませんでした。すでに乗っ込みは終わって大場所に戻ってしまったのか。
今年は終わりだね。
桜が早く満開を迎えるようになったと同じく、マブナの産卵を早くなってきたのかな。
それにしてもブラックバスの多さにはビックリだね。
大場所から川までブラックバスを狙う釣り人だらけ。
川を見ても小さなブラックバスが泳いでいるのが見える。
小さいフナなら全部食べられちゃうね。困ったもんだ。
マブナは釣れなかったけど今回は素敵な出会いがありました。
2回目に行った川でオレの車の後ろに停める東京ナンバーの青い車がありました。
中からは80代と思える男性と運転してきた女性が降りてきました。
男性はオレに『釣れますか?ここはXXX新川ですよね?』と聞いてきました。
釣れない状況を説明するとこう話してくれました。
『昔からマブナ釣りが好きでこの辺りにもよく来ていましたが、10年前に大病で倒れずっと来れなかったけどようやく少しだけでも自分の足で歩けるようになったので娘に連れてきてもらったんです。でも、立って釣ることも歩いて釣り歩くこともできないので車を降りてすぐに座って釣れる場所を探していました。』
それなら。。朝行った場所を紹介しました。あそこなら車の前で座って釣れるから。
そんな話をしてその場は分かれました。
オレは何か所を釣り歩いてみたものの全く釣れず、結局朝行った場所に戻ることに。
しばらくすると東京ナンバーの青い車が。。
中からオレを見つけると娘さんが会釈。
中から出てきたおじさんは釣り場を見て、『ここなら座って釣れそうですね。いやー参考になりました。ありがとうございます。』
そう言うと車に乗って帰っていきました。
歳の頃はオレの父ぐらい。
父が生きていたなら同じように車で釣りに連れてきたんだろうな・・と。
娘さん・・お父さんのわがままを聞いて車で連れてきてあげるなんてすばらしい。
可能な限りそうしてあげてください。若い頃に大釣りした思い出をたどっているんだと思います。オレが今そうしているように。